さいたま市浦和区クリニック待合室にW450/D450/H700熱帯魚水槽をアクアリウムレンタル
先日は、さいたま市浦和区内のクリニック(病院)待合室にW450/D450/H700の熱帯魚水槽をアクアリウムレンタル/リースさせて頂きました。
こちらのクリニックさまでは、元々別の同業者様でアクアリウムのレンタルサービスを利用されていたのですが、諸事情により急遽弊社にお問い合わせ頂き、ご契約の切り替えを頂く事となりました。
今回の水槽のサイズはW450/D450/H700の特注サイズです。
元々ご利用頂いていた水槽サイズは、W450/D450/H450の通常のスタンダードサイズ。いわゆる「450キューブ」というものになるのですが、見栄えがイマイチでした。
というのも、キューブ型水槽全般に言えるのですが、どうしても幅と奥行きに対しての高さのバランスが悪く、レイアウトが様にならないことが非常に多いです。
ではなぜ、わざわざ見栄えの悪い形状の水槽サイズを使用していたのか？
答えは簡単です。
➀（水槽、その他関連機材の）値段が安く収まるから
②定期メンテナンス作業が楽だから
➀に関しては、皆さんも三六判（さぶろくばん）という言葉も聞いたことがあるかもしれません。
一般的にW1800/D900（mm、実際には+15～20程大きい）サイズの事を表す表記で、多くの板状素材や紙などはこの寸法で多く流通しており、水槽の材質であるガラスやアクリルも例外ではありません。
つまり、450、600、900といった寸法は、板を無駄なく使用する事が出来る寸法なので、最安のコストに収めることが出来ます。
非常に一般的な「60㎝水槽」（W600/D300ｍｍ）が多く流通するのもこれが理由です。
では、見栄え良くするのに高さを増したいなら次のH600すれば良いのでは？と思われるかもしれませんが、そうもいきません。
何故ならH600の場合水量が増えるので、水圧が増します。そうすると板の厚みをワンランク上のサイズにしなければならないうえ、H450に比べると板取りも悪いので必然的に金額も高額になってしまうのです。
②に関しても、15㎝高さが増すだけで、水槽内のコケ落とし作業、水交換作業、そして一番はディスプレイの難易度が一気に変わってきます。
一般的に成人男性の指先～肩までの長さが70～80㎝程度と考えると、H600の水槽底まで手を伸ばすと肩まで水が浸かる感じです。
そうすると、単純に作業時間に換算しても、H450と比べても1.5倍程度の時間がかかるのが普通です。
話を戻していくと、今回の水槽はH700でさらに板取りも悪く、板厚に関しては2ランクほど上です。ではなぜそこまでして高さ（見栄え）にこだわるのか？
これは、やはりクライアントに喜んで頂く事が一番だからです。
水槽は中のお魚や、ディスプレイのご希望から提案をしていくわけです。ただ、そこだけにばかり目が行き過ぎてしまい、肝心の全体の見栄えにまで配慮をしたご提案を出来ている業者さんは、残念ながらほとんどいません。
アクアリウムを置いたことが無い方や、ただ飼育を目的に水槽を置いている方ならそれでも良いかもしれませんが、我々は色々な場所に適したアクアリウムをご提案する仕事を生業としています。
その場所その場所に適した寸法や色合いのご提案というのは、ほぼ最初の段階でしか出来ません。
初期費用が高額になる事を口実に、既製寸法でしか提案せずに最終的には違和感が出るアクアリウムになるという事をしっかり説明が出来ない（しない）ような仕事を、弊社ではなるべく行わないように心掛けています。
皆さんも、月額のランニングコストが対して変わらないなら、より良い設備でアクアリウムを楽しんでみたいと思いませんか？
ともあれ、今回も院長先生から大変感謝のお言葉を頂けて益々やりがいが出るお仕事となりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします(^^)
～A.N.G～では、埼玉・東京・神奈川・千葉・群馬エリアを中心に質の高いアクアリウム水槽のレンタル、リースを出張メンテナンス付で導入をご検討の皆様のお役に立てるでしょう。
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