LARGE_AQUARIUM

~A.N.G~なら大型水槽の対応も可能です

大型水槽の対応が可能な水槽メンテナンス業者は多くはありません。それは通常の水槽とは全く別の知識が求められるからです。 その点、~A.N.G~には、豊富な経験に裏付けされた知識がある為、大型水槽の対応も承ることができます。 大型水槽の導入をご検討の方は是非~A.N.G~にご相談ください。

大型水槽搬入工程

~A.N.G~の事例を基に大型水槽の設置の工程をご紹介いたします。

01.図面打ち合わせ

図面

大型施設に水槽を導入する際は建設会社(ゼネコン)の設計担当者、施工主(施主)双方との打ち合わせがスタートとなります。そこで、施工主の希望内容を把握し、設計担当者との打ち合わせにて概要を共有していきます。大規模な建設物の施工は、数年前より図面での打ち合わせを重ねます。水槽の大まかな仕様は図面上で進んでいきますが、最終的な仕様決定は外観工事終了後の内装工事段階に入って初めて決定する事がほとんどです。
水槽はレイアウトした水槽に魚を入れる水入れが行われて初めて運用段階に入ります。~A.N.G~では、この運用面を考えた上で建設設計担当者、現場担当者の方に対して適切な指示を図面上で行っていきます。この部分の指示に不備があると、後の運用面で大きなトラブルが発生してしまうからです。

*赤字部分が弊社から設計担当者への指示箇所。内容は、設計担当者・現場担当者含めた数十人の方々とメール共有して行い、不備の無いように行われていきます。

02.搬入経路の詳細確認

施工工事風景
施工工事風景
施工工事風景
施工工事風景
施工工事風景

今回の水槽は、作業搬入用エレベーターには入りきらないサイズだった為、外からクレーンで釣り上げて搬入となります。そのため現地での搬入経路、どの程度のサイズのクレーンが必要になるか等の現地調査を行っていきます。

外観設備(テラス)がせり出ているため、それ以上の上階への搬入には小型のクレーンでは届きません。今回は最低12~13tのクレーンの手配が必要で、サッシのガラス戸も取り外す必要があります。
この現地情報をもとに、クレーン業者と搬入業者の両方の手配をしていきます。

更に、ここは建設現場の為、~A.N.G~だけでなく関係会社に至るすべて人員の安全の確保のための保険加入をし、健康診断の有無にかかわる資料作成や、安全講習会日程の調整等、水槽設置とは全く別の経験スキルが必要になってきます。
~A.N.G~の設置作業時にも、作業内容の安全レベルに関わらず「ヘルメット」・「安全帯」の着用が義務図けられる厳格な現場です。

実際に水槽を収める予定の場所がしっかりと水平を保てる場所なのか、どのように関連機材を収めていくのかを漏れの無いように詳細把握していきます。

03.水槽搬入作業

今回の水槽搬入納期(工期)は、引き渡しまでの日程を逆算して複数日に渡って行っていきます(全3日間)。

(1日目)アルミ架台、濾過槽の搬入
アルミ架台設置

今回の水槽の中に入る魚は海水魚です。当然運用時に海水が周りに飛散します。飛散しないことはあり得ません。
水槽を乗せる架台アングルを安価な鉄製にすると、簡単にサビが発生します。防サビ加工処理などでも限界があります。
車の傷から出るサビ同様、鉄アングルの場合、小さなサビでもどんどん進行していきますので、水槽のような重量物を海水仕様で設置する場合は、鉄アングルは大変危険です。そのため、~A.N.G~ではサビることのほとんどないオリジナルアルミ製架台を使用します。

(2日目)水槽のクレーン搬入、据付け作業
クレーンによる水槽の搬入風景
クレーンによる水槽の搬入風景

現地に到着した水槽を釣り上げて搬入していきます。
玉掛け作業から、クレーンへの指示だし作業時は細心の注意を払いつつ行っていきます。
その後、水槽を運び入れ、水入れを行っていきます。
水入れをすると~A.N.G~の運用管理がスタートするため、施主様へのお引き渡しのギリギリまで魚は入れずに作業は留めておきました。

(3日目)設備の不備、水漏れ等が無いか安全確認
設置された水槽
設置された水槽

2日目まででほとんどの作業は終了していますが、最も重要な作業は1日後の点検です。水漏れ等の症状は、この点検作業を時間差で行う事でほぼ100%回避可能です。
今回はお引渡しから運用スタートまで2か月程度猶予があったため、その間無償にて点検作業を行いました。

今回は施設内のパーテーションとして水槽を納めた為、両面から違った雰囲気の演出がされています。施主様のご希望イメージである「深海の穴倉」を演出するため、照明は調光が可能なLEDライトを設置しました。

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