水槽レンタルなら~A.N.G~!サービス内容をプロ目線でしっかりと解説
皆様は「水槽レンタル(リース)」というアクアリウムレンタルサービスがあるのをご存知でしょうか?
知っている方・知らない方も、そして現在利用している方・していない方にも分かりやすく、かつどういったサービス内容なのかを含めその裏側までをプロ目線でしっかりと解説していきたいと思います。
目次
「水槽レンタル」とは?
「水槽レンタル」の定義は、熱帯魚(海水魚含む)や金魚、メダカといった観賞魚、及び飲食店等にいる活魚等を水槽機材とセットで貸し出すサービスの事をさします。
基本的に貸し出し期間中には定期的なコケ掃除・水交換・機材点検・水槽内外の装飾変更(ディスプレイ変更)を含むアフター管理が全てセットになっています。つまり、アクアリウムの出張メンテナンス付になるため煩雑で時間のかかるアクアリウムの管理が一切いらなくなるサービスという訳です。
日本人なら一度はお祭りで経験した事のある金魚すくいも、近頃はすくった金魚を持ち帰らない人達が増えているそうです。その理由は、お魚の管理は非常に手間がかかるだけでなく、専用の機材が多く必要であり、素人ではどれを買えばよいのか分かりづらいからでもあります。また、定期的なコケ掃除や水交換作業はかなりの重労働です。
「水槽レンタル」とは、毎月定額の金額をお支払い頂くだけで、どなたでも簡単に美しいお魚やご希望のサイズに近い水槽機材を一式でレンタルする事が出来るサービスの事なのです。
どのようなお魚を選べるのか?熱帯魚とは?
水槽に色取り取りのお魚達が泳ぐ姿を見るとワクワクしてしまいます。では、水槽レンタルで入れる事が出来るお魚にはどのような種類がいるのでしょうか?
~A.N.G~で「水槽レンタル」サービスをご利用頂いた場合、主に熱帯(亜熱帯)地域に住む熱帯魚が好まれる傾向にあります。
理由としては、熱帯魚は大変美しい色彩をした種類が多く、日本にも養殖、天然(採取)含め頻繁に海外から輸入されてきています。
特に日本に多く輸入されてくる熱帯魚の多くは、フィリピン、タイ、シンガポール、インドネシアといった日本から近い東南アジアの国々が主です。
東南アジアからの輸入が多い理由は、輸送費が安い事があげられます。もう一つの理由は、日本とは正反対の南米やアフリカに暮らす多くの熱帯魚達も、この東南アジア地域で多く養殖されている事も関係しており、結果的に安く世界中の熱帯魚が入ってくる理由になっています。
一般的に熱帯魚とは、熱帯(亜熱帯)地域に生息する魚達の事で、生息する場所により以下大きく2種類に分類されています。
・川や湖、沼等に生息する「淡水魚」
・ディズニー映画「ファインディング・ニモ」で有名になったカクレクマノミ等の海に生息する「海水魚」
※上記共に熱帯地域に生息する種類は総称して熱帯魚となりますが、一般では熱帯魚=熱帯性淡水魚、海水魚=熱帯性海水魚と認識されている事が多いです
最近では大変多くの品種が生まれてきている人気のメダカ、金魚、鯉といった日本人に馴染みの深いお魚を選ばれる場合もあります。これらのお魚は「淡水魚」に分類されていますが熱帯魚ではありません。
また癒しブームや水族館で見る機会が増えてきた「クラゲ」も大変人気があります。こちらは海水性の品種が多いので海水に分類されます。
※クラゲ水槽レンタルにご興味がある方は下記動画を御覧ください
どのような機材が必要なのか?
非常に多くの水槽関連機材が存在しますが、主に以下の機材を組み合わせる事でアクアリウムの根幹は構成されています。
・水槽:魚や美しいディスプレイを鑑賞するための容器。材質はガラス製とアクリル製の2種に分かれます。それぞれ一長一短がありますが主に設置場所や、希望サイズ(寸法)、飼育する生体(魚)の種類、予算感等で決定していきます。
・ろ過装置(フィルター):水質の浄化を目的とする装置で、OF(オーバーフロー式)、外部式フィルター(パワーフィルター)、底面フィルター、上部フィルター、外掛け式フィルター、投げ込み式フィルター等があります。それぞれのフィルターに浄化効果を直接的に生み出す活性炭や、ろ過の根幹となるバクテリアの住処となるろ材(生物ろ過材)をこれらのフィルターに入れていきます(*底面Fは砂がろ材になります)。これらのフィルターも水槽同様の条件で選定していきますが、これは主に水槽とろ過装置はセットで考えることが基本だからです。
・ヒーター・クーラー:水温管理を行う機材。日本の気候では秋口~春先にかけては熱帯魚には水温が低すぎる為、専用のヒーターで温めおよそ26℃前後に保ちます。また、夏場は逆に上がり過ぎた水温を専用のクーラーやファンを使い冷却する事が必要になってきます。
これには水槽が設置される都道府県別に地域差がありますので、機材の選定もそれに合わせたスペックで調整する必要があります。また、飲食店で見かけるアジや貝類等の「活魚」は、熱帯に対して温帯と呼ばれる地域(日本は沖縄以外の地域は温帯が多い)の品種が多い為、熱帯魚水槽よりよりスペックの上のクーラーが必要になります。※品種により更に低温域のもの(亜寒帯:北海道、東北地域)もいますので、活魚水槽におけるクーラーの選定は経験が必要です
・架台:水槽を乗せる台。水槽は水を張るとかなりの重量物となります。そこでその重量でも耐えられる専用の架台が必要になります。主に木製、鉄製(スチール製)がありますが、~A.N.G~ではサビによる腐食を避けるため主にオリジナルアルミ製を採用しております。
その他にも照明や自動エサやり機等多くの機材が存在しますが、~A.N.G~の「水槽レンタル」サービスにはそういった機材の選定も全て含まれておりますので、基本的にどのようなお魚でも年間を通して安心して楽しんで頂く事が可能になっています。
「質」の高い水槽レイアウトの必要性について*重要
ここまで来るとだいぶ「水槽レンタル」の全容が見えてきましたが、実は~A.N.G~が会社の方針として最も大事にしているのがこの水槽レイアウトになります。特にその「質」が重要になります。
何故それが重要なのか?水槽レイアウト(装飾)は魚を引き立てるただの飾りなのでは?
長年このビジネスを行ってきた~A.N.G~ではこの考え方が同業他社とは全く異なり、むしろ質の高い水槽のレイアウトをご提供する事こそ、この「水槽レンタル」というサービスを利用する最も重要な要素であると考えています。その為、お魚は主役ではなく水景を構成する一つのパースと考えています。
「レイアウトの質が低い水槽」=水槽レンタルする価値はかなり低いと考えています。その理由として、例えば皆さんが何かをレンタルしようとなった際、どのようなイメージでレンタルするでしょうか?
仮にダス◯ンで玄関マットをレンタルしましょうとなった時、何故それをレンタルするでしょうか?水のレンタルサーバーを借りる時もそうです。水自体はスーパーやホームセンターで買えば遥かに安く済むのは誰でも理解できるのに何故わざわざレンタルするのでしょうか?
答えはとてもシンプルで、玄関マットや水はその場において必要なものというだけでなく、自身でその清掃・交換作業をしなければならず、その作業をプロにお任せで済むからです。
つまり、何かをレンタルする際にはその物単体だけを考えるのではなく、人が関わり常に安定的にキレイな玄関マットや水が供給される付加価値がついているからこそレンタルするわけです。
話を「水槽レンタル」に戻します。では、「水槽レンタル」をする付加価値とは何でしょうか?そもそも玄関マットや水は、来訪される方にとってその場に必要である事が想定されるから置くわけです。
では水槽は何故必要なんでしょうか?これは長年~A.N.G~をご利用頂くクライアント様の声を聞けば分かりますが、根本的には「水槽レイアウト(見た目)の良さ」を求めるからに他なりません。キレイ事を言えば、「癒し」や「キャッチアイ効果」の高さから集客等も増えるかもしれませんが、残念ですがそれは質の低い水槽レイアウトではまるで効果はありません。
個人でこのサービスをご利用になるケースを除き、基本的にこの「水槽レンタル」のサービスを導入される方の目的は来訪される方向けに行います。しかしそこに来られるお客様はそもそも水槽を見に来ているわけではありませんので、その場所に水槽がある、そこにどのようなお魚が入っているか等はそれほど重要ではありません。
むしろ瞬間的に「美しい!」「自宅にも置いてみたい!」と思えるような水槽レイアウトを見て初めて話題に上るわけですが、そこにこそ水槽レイアウトを良く見せる本当のプロの技術が必要になります。それが無ければ定期的にコストをかける意味はほぼありません。
専門性の高い水槽機材を貸し出す(管理する)、お魚が見えるようにコケ掃除をしてくれる、水の交換をするのは、このサービスを行う上では本来むしろ当たり前の事なのです。お魚を見せる事ばかりに頼りきった水槽には直ぐに飽きがきます。何故ならお魚の種類を変えても水槽の雰囲気は変わらない為、そこに来訪する方々は次回水槽を見る機会があっても、再度水槽を覗き込むことは無いからです。
玄関マットや水は置こうと思えば、誰でも購入してその場に置く事は出来ます。実は水槽もそうです。何故なら並のお魚を飼育する為の水槽や熱帯魚なら普通にホームセンターでも売っていますので。ただ、玄関マットや水に比べて機材を扱う知識がない方が多いだけなのです。
これは、「水槽レンタル」というサービスの落とし穴の一つです。本来は「見た目の良さ」から入る為に水槽を導入するにも関わらず、機材の価格、お魚の扱いが良く分からないという点がフォーカスされてしまい、「設置された水槽の比較」=「水槽レイアウトの質の比較」が二の次になってしまっている傾向が非常に強いのです。物をわざわざレンタルするには付加価値が必要である訳ですが、機材の扱いやお魚の知識、コケ掃除や水交換等は少し技術をかじったセミプロでも出来る事です。一般の方でもやろうと思えば出来るレベルです。しかし、誰もが見ても良いと感じる「質の高いレイアウト」を作り維持する事は、そこに重きをおいた長年の経験や知識がある本物の水槽レンタルのプロにしか出来ない事だと~A.N.G~では考えております。
「水槽レンタル」の導入をご検討される方は、値段だけでなく是非「質の高い水槽レイアウト」を製作可能な業者なのかを最も比較するべき内容としてご参考にして下さい。それは非常に簡単な方法で、設置事例等を良く見比べればはっきり言って一目瞭然です。
どの程度の料金がかかるのか?
~A.N.G~では小型の水槽(総水量100L以下)であれば月額¥20000~レンタルが可能となっています。
導入時には初回設置費用が別途発生致しますが、水槽サイズや水槽内のお魚の種類により金額が変動致します。
ここも「水槽レンタル」というサービスの分かりずらい点なのですが、~A.N.G~ではレンタルする水槽は基本的に新品をご提供致します。多量の水を張る水槽には安全性が求められますし、何より中古品は見た目にキズや汚れがあるので、基本的に水槽は新品をご用意させて頂きます。その為、初期導入の際には初回設置費用が発生するということになります。
終わりに
本記事では、「水槽レンタル(リース)」「 水槽メンテナンス」というサービスを20年以上行ってきたプロとしての目線で「水槽レンタル(リース)」というサービスについて解説してきました。
~A.N.G~では、埼玉・東京・神奈川・千葉・群馬エリアを中心に質の高いアクアリウム水槽のレンタル、リースを出張メンテナンス付で導入をご検討の皆様のお役に立てるでしょう。
特に他社からの切り替えでたくさんの感謝のお言葉を頂いております。これからもその声を大事にひとつひとつ丁寧に水槽のレイアウト製作をして参ります。 水槽でお困りの際は現状のサービスが当たり前と思わず、是非お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
お問い合わせは下記から